うおお。のっけから。
松陽先生、山寺宏一か!
演出、凝ってるなぁ。
明らかにバトルと回想場面のほうにちからが入っとる。
や、このアニメスタッフの姿勢はまちがってない。
その回ごとに著しく軸のふらついていた原作より、銀さんの怒りの根源は月詠(個人)ではなく師(師弟関係)のほうにある、と懸命にピントを合わせようとしている姿勢がうかがえる。
話が破綻しているのはどうしようもないんだけど。
アニメで見ても、やっぱりこのシリーズ中、光っていたのは銀さんの過去回想場面だけだったなぁ。
しかしこの話を見るにつけ、銀さん桂がいてよかったね、と感じる。
銀さんにはもう、その存在を越えて背負うべき師匠はこの世にいないから、なにかを返したくても返せない。
銀さんが(放り出して捨ててきた)ゆるされたい過去を、共有しているのはおそらく桂と高杉だけで。そのすべてを知りながら、だいじょうぶ、と赦し受け容れてくれているのは、いまの桂だけだろうと思うのさ。
ポイントは桂がその、放り出され捨てられた側の存在であることだ。そうでなければ銀さんは「俺は俺でいいんだ。ゆるされていいんだ。」とは感じられないだろうし、銀さんをゆるす資格がある(と銀さん自身が捉えている)のは(そんなものがあればだが)桂と高杉と、死んでいった(護れなかった)仲間たちだけだろうから。
うおお。のっけから。
松陽先生、山寺宏一か!
演出、凝ってるなぁ。
明らかにバトルと回想場面のほうにちからが入っとる。
や、このアニメスタッフの姿勢はまちがってない。
その回ごとに著しく軸のふらついていた原作より、銀さんの怒りの根源は月詠(個人)ではなく師(師弟関係)のほうにある、と懸命にピントを合わせようとしている姿勢がうかがえる。
話が破綻しているのはどうしようもないんだけど。
アニメで見ても、やっぱりこのシリーズ中、光っていたのは銀さんの過去回想場面だけだったなぁ。
しかしこの話を見るにつけ、銀さん桂がいてよかったね、と感じる。
銀さんにはもう、その存在を越えて背負うべき師匠はこの世にいないから、なにかを返したくても返せない。
銀さんが(放り出して捨ててきた)ゆるされたい過去を、共有しているのはおそらく桂と高杉だけで。そのすべてを知りながら、だいじょうぶ、と赦し受け容れてくれているのは、いまの桂だけだろうと思うのさ。
ポイントは桂がその、放り出され捨てられた側の存在であることだ。そうでなければ銀さんは「俺は俺でいいんだ。ゆるされていいんだ。」とは感じられないだろうし、銀さんをゆるす資格がある(と銀さん自身が捉えている)のは(そんなものがあればだが)桂と高杉と、死んでいった(護れなかった)仲間たちだけだろうから。