WJ 26号。
早売り情報で出ることを聞いていたので衝撃は薄かったんですが。
晋ちゃんんんんんん。
神威と遭遇かぁ。
つか、さすがにもとが上士のぼんぼん(=武家という組織の一員)なだけあって、こういう組織社会でもやろうとおもえばちゃんとつとまるんだろうね。目的のためなら。
とりあえず今回だけでは話が見えてこないので、高杉をどう捉えているかで感想が真逆になりそう。
しかしあれだな。晋助はどうしてもシリアスを崩せないから、その周辺の鬼兵隊幹部連中がギャグ担当になる、というのが定着しつつあるような。そしてなにげに、原作本篇上でまた子ちゃんが河上と直接関わってる場面はこれが初めてだったり。
宇宙海賊である春雨が現政権と裏で手を結んでいる、というのはまるきり想像のうちだったので驚かないんですが、高杉が天人側の内部に這入り込んでそれと連んでる現体制側(傀儡幕府と天導衆)を内部から崩壊させる、といううちの(だけではないだろう)夢見設定もマジ公式か。
個人的には高杉には痛い目もみてほしいので、あまりにラスボス的なすべてが高杉の掌の上のうち、というのはなしの方向で。だってやっぱり彼の本質は「高杉さんちの子かぁ」な存在で変わっていないと思うのよ。そこまで腹黒くなれないと思う。(いやまあ、つまり半惚けの爺桂にとってそういう存在なわけで、それはとりもなおさず桂のほうが腹黒いからそう捉えられるのだ、という論法にもなるわけですが。)
高杉的には先生のための復讐一途だったのに、結果的には地上の桂や宇宙の坂本との共闘になっていた、というのがいいかな。…そのとき銀が桂の隣にいてくれたらいうことないんだけども。
銃弾の傷が一夜で癒える夜兎の現最強戦士がこんなことで死ぬわけはないので、まずは次週で神威がどう転ぶかでしょうかね。
でも高杉が銀さんを「殺したい」というのは本音であっても、神威の云う「殺したい」とはまったく意味が違うと思うので、このことばを額面どおり受け取る気にはならないなぁ。
そもそも晋がほぼ初対面の相手に本音本心を晒すとは思えない。
まあここからは桂ラバー的感想なんですが。非常に鬱陶しいことになっているので以下反転で。
紅桜のときだってあれだけいろいろやってて、晋助がちらりとでも本音晒したのは桂と対峙したときだけじゃないですか。晋助が不意打ちされて感情を露わにしたのはぜんぶ桂絡みのときだけじゃないですか。(似蔵の同志発言・桂に斬られてびっくり目・紅桜の工場破壊されてびっくり目。)素の感情ぶつけたのは、あの銀時vs似蔵の闘いの最中の、桂との会話のときだけでしょうが。
高杉が銀さんに拘るのだとしたらそれは、そこに松陽先生と桂の存在があるからだと、それ以外にありえないと思うわけですよ。
敵と手を結んででも松陽先生の仇討ちにと破壊にいそしむ晋助からすれば、銀の存在は腹立つと思うからね。
自分側の存在だった桂が穏健派になっていった最たる理由は銀時とその周辺の人々だろうに、その当人は桂に協力もしないで、恨むべき現世界を享受しながらのほほんと生きている。少なくとも表向きそう見える。
銀時は銀時で紅桜で桂と共闘して刃を突きつけておきながら、現実にはただおのれのテリトリーを護ることに固執してるんだから。
銀時は松陽先生の一番近くにいていいとこもわるいとこもぜんぶ見てるだろうから、高杉ほど松陽先生に夢を抱いてなくて、だから、空っぽだった自分に先生が与えてくれたもののためにも「世を恨まずに堪えている」ことが(桂が傍らにいて)可能だったんだろうし。なによります自虐に向かうのが銀さんというひととなりだから、護れなかった自分を責めちゃうんだよなこのひとは。で、そこから逃げちゃったんだよな。
高杉は松陽先生の良い部分しか見てないし受け取めていないから、そして彼は持てるものの側に生まれついていたから、その喪失に耐えられなかったわけで。
しかもいちばん古くからそれを共有し、おたがい支えとなるはずだった桂はいつのまにかそばからいなくなっていたわけで。
初めから別々のものを見ていたと嘯きながら、そのじつだれよりも幼なじみたちの存在に、その動静に拘っているのは、ほかならぬ高杉自身じゃん。
ほんとになにも気にしてないなら、紅桜の艦上で似蔵の一件を「あれをけしかけたのが俺だと?」などと、あらためて桂に聞く必要なんざないでしょうが!
ということで、今回のシリーズに絡むかはともかくとして、4年ぶり?登場の晋助さまにつづいて、桂にもシリアス展開をぜひに切に。坂本も絡めてくれたらなおのことうれしい。
ふだんどんなに貧乏でも、紅桜であれだけの戦艦船艦を保有し維持している攘夷派の党首ですよ。どんだけパトロンがいるんだって話ですよ。てな妄想はこの際横に置いておいて。
ねこ篇でも六角屋騒動でも桂さんはなんでも知っている的に情報収集力に長けていた桂さんですよ。銀さんの日常から高杉の暗躍まで、知らぬわけはないと思うのですけどね。
まあ要するに云いたいのはこれに尽きる。
シリアス桂さんを出せ。すみません。うちは最強に桂さんに夢見てるクチです。
といっても桂さんに乙女ちっくな方向性はまったく求めていなくてむしろ要らんわなんですが、そのかわり最強というか最凶というか、攘夷志士としてその志をまっとうする方向性で、最大限に夢見てると思います。
…世間一般から激しく遊離している気はするよ。うん。PR
晋ちゃんんんんんん。
神威と遭遇かぁ。
つか、さすがにもとが上士のぼんぼん(=武家という組織の一員)なだけあって、こういう組織社会でもやろうとおもえばちゃんとつとまるんだろうね。目的のためなら。
とりあえず今回だけでは話が見えてこないので、高杉をどう捉えているかで感想が真逆になりそう。
しかしあれだな。晋助はどうしてもシリアスを崩せないから、その周辺の鬼兵隊幹部連中がギャグ担当になる、というのが定着しつつあるような。そしてなにげに、原作本篇上でまた子ちゃんが河上と直接関わってる場面はこれが初めてだったり。
宇宙海賊である春雨が現政権と裏で手を結んでいる、というのはまるきり想像のうちだったので驚かないんですが、高杉が天人側の内部に這入り込んでそれと連んでる現体制側(傀儡幕府と天導衆)を内部から崩壊させる、といううちの(だけではないだろう)夢見設定もマジ公式か。
個人的には高杉には痛い目もみてほしいので、あまりにラスボス的なすべてが高杉の掌の上のうち、というのはなしの方向で。だってやっぱり彼の本質は「高杉さんちの子かぁ」な存在で変わっていないと思うのよ。そこまで腹黒くなれないと思う。(いやまあ、つまり半惚けの爺桂にとってそういう存在なわけで、それはとりもなおさず桂のほうが腹黒いからそう捉えられるのだ、という論法にもなるわけですが。)
高杉的には先生のための復讐一途だったのに、結果的には地上の桂や宇宙の坂本との共闘になっていた、というのがいいかな。…そのとき銀が桂の隣にいてくれたらいうことないんだけども。
銃弾の傷が一夜で癒える夜兎の現最強戦士がこんなことで死ぬわけはないので、まずは次週で神威がどう転ぶかでしょうかね。
でも高杉が銀さんを「殺したい」というのは本音であっても、神威の云う「殺したい」とはまったく意味が違うと思うので、このことばを額面どおり受け取る気にはならないなぁ。
そもそも晋がほぼ初対面の相手に本音本心を晒すとは思えない。
まあここからは桂ラバー的感想なんですが。非常に鬱陶しいことになっているので以下反転で。
紅桜のときだってあれだけいろいろやってて、晋助がちらりとでも本音晒したのは桂と対峙したときだけじゃないですか。晋助が不意打ちされて感情を露わにしたのはぜんぶ桂絡みのときだけじゃないですか。(似蔵の同志発言・桂に斬られてびっくり目・紅桜の工場破壊されてびっくり目。)素の感情ぶつけたのは、あの銀時vs似蔵の闘いの最中の、桂との会話のときだけでしょうが。
高杉が銀さんに拘るのだとしたらそれは、そこに松陽先生と桂の存在があるからだと、それ以外にありえないと思うわけですよ。
敵と手を結んででも松陽先生の仇討ちにと破壊にいそしむ晋助からすれば、銀の存在は腹立つと思うからね。
自分側の存在だった桂が穏健派になっていった最たる理由は銀時とその周辺の人々だろうに、その当人は桂に協力もしないで、恨むべき現世界を享受しながらのほほんと生きている。少なくとも表向きそう見える。
銀時は銀時で紅桜で桂と共闘して刃を突きつけておきながら、現実にはただおのれのテリトリーを護ることに固執してるんだから。
銀時は松陽先生の一番近くにいていいとこもわるいとこもぜんぶ見てるだろうから、高杉ほど松陽先生に夢を抱いてなくて、だから、空っぽだった自分に先生が与えてくれたもののためにも「世を恨まずに堪えている」ことが(桂が傍らにいて)可能だったんだろうし。なによります自虐に向かうのが銀さんというひととなりだから、護れなかった自分を責めちゃうんだよなこのひとは。で、そこから逃げちゃったんだよな。
高杉は松陽先生の良い部分しか見てないし受け取めていないから、そして彼は持てるものの側に生まれついていたから、その喪失に耐えられなかったわけで。
しかもいちばん古くからそれを共有し、おたがい支えとなるはずだった桂はいつのまにかそばからいなくなっていたわけで。
初めから別々のものを見ていたと嘯きながら、そのじつだれよりも幼なじみたちの存在に、その動静に拘っているのは、ほかならぬ高杉自身じゃん。
ほんとになにも気にしてないなら、紅桜の艦上で似蔵の一件を「あれをけしかけたのが俺だと?」などと、あらためて桂に聞く必要なんざないでしょうが!
ということで、今回のシリーズに絡むかはともかくとして、4年ぶり?登場の晋助さまにつづいて、桂にもシリアス展開をぜひに切に。坂本も絡めてくれたらなおのことうれしい。
ふだんどんなに貧乏でも、紅桜であれだけの戦艦船艦を保有し維持している攘夷派の党首ですよ。どんだけパトロンがいるんだって話ですよ。てな妄想はこの際横に置いておいて。
ねこ篇でも六角屋騒動でも桂さんはなんでも知っている的に情報収集力に長けていた桂さんですよ。銀さんの日常から高杉の暗躍まで、知らぬわけはないと思うのですけどね。
まあ要するに云いたいのはこれに尽きる。
シリアス桂さんを出せ。すみません。うちは最強に桂さんに夢見てるクチです。
といっても桂さんに乙女ちっくな方向性はまったく求めていなくてむしろ要らんわなんですが、そのかわり最強というか最凶というか、攘夷志士としてその志をまっとうする方向性で、最大限に夢見てると思います。
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